*一見さすっているだけに見えても、皮膚からの刺激が脳へ伝わり、体性‐自律反射という反応により、体内では以下のような大変化が起きています。
自律神経の一つ「副交感神経」の働きが増し、免疫系統が活発化する。
お灸により血液(赤血球+免疫の要「白血球」)が増えようとする。
→体を休ませ、修復させようとする。
= ぼーっとする、ダラダラしたがる、眠くなる。
ごく自然な反応ですので、いつもより早く床に就かせ、
睡眠時間を多くとるよう心掛けてください。
*まれに反応が強く出ると、発熱、下痢、じんましん、一時的な食欲不振などが見られることがありますが、半日~1日で回復します。
2日以上続く熱や下痢などの場合は、小児はりとは関係なく、潜伏していた病気が表面化したものでしょうから、念のため、別途病院への受診をおすすめします。
また、これらの副反応は、鍼の後なるべく静かに過ごして頂くことで防ぐことができます。
特に初診時は、受診後に過度な運動や初めての場所へのお出かけ、夜更かしなどを避け、
いつもより早めに床に就かせましょう。
*食の細い子の場合、体を回復させようとすると、食欲は後回しになる傾向があります。 食欲<睡眠 本来、飲食物を消化吸収するというのは、体力を使う、実は大変な作業です。
病気の時や体調がすぐれない時に食欲が自然に落ちますが、これは、消化器官を休ませることで、
体の回復を図ろうとするからです。小児はりの後も同じです。
消化管に負担をかけぬよう、無理に食べさせず、睡眠優先で、翌朝自然に食欲が戻るのを待ちましょう。
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